配向膜印刷用フレキソ版
-特徴
既存網点の課題「コンタクトホールムラ」
Array側コンタクトホールムラ(麻点ムラ)の発生を異なる始点からのアプローチでムラ改善を目指しました。
既存の直交配列網点使用の場合


2つの新規網点のご提案
液晶ガラス基板に如何に平滑な膜面を印刷できるのか、私達のフレキソ印刷製版のテーマです。
これまでの直交配列に加えて、新しい2つの網点デザインを提案いたします。
新網点との比較 | |||
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配列 | 新規網点1 ハニカム配列 |
既存網点 直交配列 |
新規網点2 IP配列 |
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特徴 | インクの均一塗布に特化した仕様。 高精細パネル向け |
基本となる配列。 各種製品に展開実績有 |
規則性配列特有のムラを排除することに特化。 機種に左右されない汎用性の高さが特徴 |
新規網点による配向膜コンタクトホールムラ改善アプローチ
高精細パネル向け
ハニカム配列
ハニカム配列版は、隣り合う網点間距離が統一されます。直交配列版と比べ、同じ400L相当のピッチでも、インクを保持できるポケット数が1.5~1.6倍に増加することから、より細かいインク塗布が可能になります。
配列 | 既存網点 直交配列 |
新規網点1 ハニカム配列 |
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スクリーン 線数(L) |
400L | 400L相当 |
網点画像 | ![]() ![]() |
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網点Pitch | 縦・横は同じ (赤矢印) 斜めは縦・横より長い(青矢印) |
6方向に対して同じ(赤矢印) |
CV 【cm³/m²】 |
4.0~5.0 | 4.0~5.0 |
印刷結果 | 斜めスジムラの発生 ![]() |
スジムラの解消 ![]() |
ハニカム配列:イメージ動画(En)
汎用性の高い
IP配列
IP配列版は、ピッチの規則性を無くすことにより、規則性配列特有の課題であるモアレの発生を抑制することが可能となります。
配列 | 既存網点 直交配列 |
新規網点1 IP配列 |
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スクリーン線数(L) | 400L | |
網点画像 | ![]() ![]() |
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網点Pitch | 縦・横は同じ(赤矢印) 斜めは縦・横より長い(青矢印) |
縦横全ての網点pitchは不均一 |
CV 【cm³/m²】 |
4.0~5.0 | 3.5~4.5 |
印刷結果 | 斜めスジムラの発生 ![]() |
スジムラの解消 ![]() |