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超音波ハンダ

ITO/TCOガラス蒸着膜電極配線

難ハンダ材料を代表する素材「ガラス」「シリコン」に電極を付けるために、超音波ハンダ付け装置「サンボンダ」と特殊ハンダ「セラソルザ」が利用されています。
太陽電池の場合は、発電した電荷を取り出すために、電極配線が必要になります。
有機EL照明や調光ガラス(ダイナミックガラス)などの蒸着膜に電圧を印可するためには電極配線が必要になります。

電極配線

電極配線用予備ハンダ

こういった電極材は通常、ハンダコーティングした銅の平角線が利用されますが、当社では超音波ハンダ法に適した高品質・高性能の製品「セラリボン(セラソルザをコーティングした銅の平角線)」をご用意しておりますので、詳細はお問い合わせください。

電極配線を行う方法としては、銀ペーストやACF(異方性導電膜)を接合する方法もありますが、いずれも有機物を混在しているため、長期使用するうえでは、安定した接合強度保障が難しく、また、銀ペーストの場合は乾燥工程が必要であったり、ACFの場合は加圧することで母材にダメージを与えたりする可能性があります。

TCO/透明導電膜 Transparent Conductive Oxide

ディスプレイ、タッチパネル、太陽光パネルなどに使用されている太陽電池は、太陽の光を吸収して、光エネルギーを電気エネルギーに変える素子です。
光を十分に透過する透明性、変換した電気エネルギーを無駄なく通すことができる導電性が必要となります。
高効率Cu(In,Ga)Se2薄膜太陽電池にはIn2O3:Sn(ITO)とZnO:Al (AZO) がTCOとして使われています。

ITO/酸化インジウムスズ

製品

  • 有機EL
  • 太陽電池(結晶系)/太陽電池(薄膜系)
  • 調光ガラス(ボーイング787の窓ガラスに採用されています)

工法

点付工法

  1. φ2mm~4mm程度の特殊ハンダ「セラソルザ」を超音波ハンダ付け法にて母材に20~50mm間隔程度で塗布します。→予備ハンダ点付け
  2. 予備ハンダ上に銅の平角線(セラリボン)を電極として、ハンダを溶かして接合していく。→リボン接合(点付け)

2段付けライン引き工法

  1. 幅2mm~4mmの超音波ハンダ付け装置「サンボンダ」を超音波ハンダ付け法にて母材にライン上に塗布していく。→予備ハンダ線引き
  2. 備ハンダ上に銅の平角線(セラリボン)を電極として、ハンダを溶かしてライン上に接合していく。→リボン接合(線引き)
    ※主に薄膜系CIGS/CIS太陽電池電極配線に適用

直接ライン引き工法

特殊ハンダ セラソルザをライン上に超音波ハンダ付けを行う。
※主に、有機EL照明に適用

USK-Line-5000/8500

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USK-Dot-1200/6000

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