静止ハンダ超音波槽 KDBシリーズ
製品の特徴
静止型ハンダ槽で特殊ハンダ「セラソルザ」を溶融し、ディップハンダ付けを行います。
超音波がハンダ槽の垂直方向に印加されます。
極細箇所への浸透、および押し上げ充填を必要とするハンダ付けに最適です。
超音波ディップ方式のメリット
- 振幅、出力が大きく、キャビテーション効果が得られる距離(材料と振動面のギャップ)が大きい
- 溶解ハンダで予熱するため、キャビテーションが発生させやすい
超音波ディップ方式のデメリット
- 選択的ハンダ付けが難しい
- ハンダ交換が大変
主な用途
各種材料のハンダコーティング
- フェライト部品
- シリコンウェハー
- 半導体チップ
- ガラス部品
- セラミックス部品
- 金属その他
複合材料のハンダ封止
- 光ファイバー端末
- セラミックス管とリード(センサー関連部品)
- ガラス管とリード線(リードリレー他)
複合材料の接着貼り合せ
- センサー
- 機構部品
- 光学部品
- 治具
製品仕様
仕様電源 | AC100V 50/60Hz 800VA |
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温度 | 比例温度制御 常温~400℃ |
振動子 | ボルト締めランジュバンタイプ 20KHz |
発振器 | 周波数自動追尾 出力400W max |
供給窒素ガス | 必要に応じ供給 30リットル/分 max |
ハンダ槽作業径 | 48φ(ワーク形状により選択可) |
本体寸法 | 370(W)×530(H)×300(D)mm |
導入までの流れ
装置のボリュームにもよりますが、ご注文後、約3ヶ月での搬入となります。